2月の誕生色は「紫」です。
2月に紫色に親しむと運気アップが期待できる。そんな長年の経験の積み重ねの上に、誕生色が決められています。
でも、なぜ2月は紫色に親しむとよいのでしょう?
今回は、ウンチクも含め、2月の誕生色「紫」について、いろいろとお教えいたします。
紫は貴人の色
紫は「貴人の色」とされてきました。紫色は大変、高価な色だったからです。
かつては、天然の素材から、染物などに用いる色を取り出していました。しかし、紫色が取り出せる天然素材があまりなかったのです。このため、紫色を製造するコストはとても大きなものとなっていました。
必然的に、紫のような贅沢な色を利用できる人は、最も裕福で権力のある人だけ。70歳の古希をお祝いする色が紫と決められているのは、ここに由来します。
紫は、昔から特別な色として崇められ、位が高い人しか身につけることが許されなかった色です。
この色を贈ることで、長寿の人への敬意を表していました。
風呂敷の色に紫が多いのも同様の理由です。
かつては、紫色の布に包まれているだけで、特別な物であり、相手に最大限の礼節を尽くしているという意味合いがありました。その名残なのです。
紫の意味は
紫色は、スピリチュアル的には、「宇宙からもたらされるインスピレーションに従い、既成概念にとらわれず、自由自在に創造性を発揮する」という意味合いがあります。
2月は、新しい年の本格的なスタート。各自が、宇宙からもたらされる直感に従い、創造性を発揮し、1年を実りあるものにしていかなければなりません。
紫色は、創造性をかきたて、新しいことに挑戦する意欲を与える刺激色なので、役立ちます。
さらに、紫色は、暖色系の赤色と寒色系の青色を融合させた色。このためなのか、
心理学的には、アンバランスになった心を、バランスのとれた状態に戻す作用があるといわれています。
紫色が2月の誕生色に選ばれたのは、これらの効能を昔の人が体感し、新しい年の本格的なスタートを切るのにふさわしい色と認めていたからなのでしょう。
パワーストーンも活用しましょう
紫色のパワーを享受するには、パワーストーンの活用もオススメ。
代表的な紫色のパワーストーンはアメシストで、2月の誕生石にもなっていますね。
アメシストは、直感力を高めてくれる石。古代の要人や芸術家たちが、アメシストを手放さなかったのは、アメシストが与えてくれる霊感(インスピレーション)を求めてのことです。
自分では解決不能にみえる問題も、アメシストを身につけると、解決の糸口がひらめいてくるといわれてきました。なので、
直感力が求められたり、何かを表現したいときは、アメシストを身につけたり、そばに置いておくとよいでしょう。あなたを助けてくれます。
ただし、生まれつき、霊感が強いという人は、アメシストとの付き合いは、ほどほどに。アメシストに親しみすぎると、敏感になりすぎるなど、マイナスの作用が出やすくなるので気をつけましょう。
「今日は感受力が鈍いな」というときに限定して、アメシストに親しむようにすると安心できますよ。
以上のことを参考に、2月生まれの人はもとより、他月生まれの人も、2月は紫色を活用し、幸運を引き寄せてみてくださいね。