4月の満月は「ピンクムーン」です。
月がピンク色に輝くから、そんな名前……?
いや、そうではありませんよ。満月に「ピンク」の名前をつけたのは、別の理由があります。
今回は、4月の満月「ピンクムーン」について、うんちくも交え、いろいろお教えいたします。
ピンクムーンの由来
「ピンクムーン」という名前をつけたのは、北アメリカ大陸の先住民(ネイティブ・アメリカン)です。
彼らの居住区に雪がなくなると、地面に花が咲き始めます。
ピンク色の花が目につく季節となったので、彼らは、4月の満月に「ピンクムーン」の名前をつけました……。
でも、不思議ですね。花はピンク色だけではないはず。春は、様々な色の花が咲き始める季節です。なのに、なぜ、彼らはピンク色に着目したのでしょう。
実は、ピンク色の心理効果が関係しているのです。
ピンク色は、幸福感、安心感、穏やかさを与える効果の高い色であることが知られています。
厳しい冬を乗り越え、ようやく気候も穏やかになり、ホッと一息つける時期、彼らの心に共鳴する色は、幸せや安心といった「癒され感」を満喫できるピンク色だったのです。
そういえば、日本でも、春の到来を感じさせる時期に愛でる花の色も、桃や桜の花のピンクであったりしますね。
ピンク色の花に引き寄せられる気持ちは、日本人も、ネイティブ・アメリカンも同様なのでしょう。
ピンクムーンへの願い事は
ピンク色は、優しい印象を与える効果もあります。ここから、ピンク色は、愛情を表現するカラーにも選ばれやすいです。
ピンク色が自然界にあふれてきた4月の満月には、このようなピンク色の与える「幸せ」「安心」「愛情」などの感情を投影した願望を放つといいですよ。たとえば、恋愛成就、結婚運上昇、健康増進、家庭円満などです。
その際、ピンク色のものを近くに置いたり、身にまとったりして、満月を愛でると効果がありますよ。
ピンク色の花をそばに置いたり、ローズクォーツやインカローズなどのピンク系のパワーストーンを身につけたりするのもオススメです。
星座のパワーも引き寄せましょう
満月への祈りには、近くにある星座のパワーを引き寄せると、願いが叶いやすいといわれてきました。
4月の満月は、てんびん座の位置にありますので、てんびん座のパワーをいただきましょう。
てんびん座は、会話で、まわりの人たちを楽しい気持ちにさせる人と繋がりやすい性質がありますよ。
4月の満月(4月13日)の前後は、明るい気持ちにさせる言葉のやり取りを心がけてみましょう。そうすると、てんびん座のパワーをいただけますよ。
あいにくの悪天候で月が見えなくても大丈夫です。満月のパワーは、雨や曇り空に影響されませんので、月の方向に気持ちを向けてみてください。ピンクムーンに、あなたの思いが届きます。
以上のことを参考に、4月の満月「ピンクムーン」を楽しんでみてくださいね。