良かれと思って贈ったプレゼントが、相手との縁を切る原因に……。
そのような品物が、実は、あるのです。
今回は、大切な人には贈らない方がよい「NGプレゼント」について、あれこれ、お教えいたします。
意外な品物
「NGプレゼント」として意外なのは「時計」です。
置き時計、掛け時計、腕時計……、時計の類は、大切な人に贈らない方が無難。
絆を強めようと思って時計を贈ると、逆効果に作用し、ご縁に悪影響を与えることが知られています。
遺品として、故人の時計をもらう場合も要注意です。亡くなった人の「業(ごう)」、すなわち、「好ましくないスピリチュアルな要素」を引き継ぐおそれがあるため、昔から敬遠されてきました。
プレゼントに時計を選ぶと、その人との縁が細くなったり、乱れたり、切れたりということになる場合があるので、避けた方が無難ですよ。
定番のNGアイテムは
贈ったら「縁切り」になる定番アイテムについてもご紹介しておきましょう。
まずはハンカチ、「さようなら」の意味合いが強いアイテムです。
昔から、ハンカチは縁切りの定番として知られてきました。きっと、縁切り効果は抜群なのでしょう。
あとは刃物類です。これは、文字通り「切る」という道具なので、イメージしやすいですね。
ただし、刃物類にも例外があります。
包丁は、縁切りの力より、料理を通して相手と縁を結ぶ力の方が大きいので、贈っても問題が生じることは少ないです。
プレゼントに刃物類を選ぶ人はあまりいないと思いますが、カッターやナイフ、ハサミなど、包丁以外の刃物をうっかり、贈り物にしないように留意しておきましょう。
もらってしまったら
自分から贈らないにしても、「NGアイテム」をもらってしまう場合がありますね。
縁を切りたい相手からのプレゼントなら、そのまま、ありがたく受け取っておきましょう。
しかし、縁をつなぎたい人からの贈り物の場合は困ります。「これは、縁切りアイテムだから、受け取れません」とは、相手の無知を非難する形になったりするので、なかなか言いにくいですね。
その場合は、包丁と同じ要領で対処してみるといいですよ。包丁は、縁切りの要素もあるが、それ以上に、縁結びの力が強いので、総合的に縁結びアイテムとなっていました。
同じことを、相手に対しておこなうといいです。縁結びアイテムを活用してみましょう。
縁結びの力が強いのは「長いもの」です。身につける物だけではなく、麺類など、食べる物も含みます。これを「3倍返し」してみましょう。
贈られた商品の3倍の金額でお返しということではありませんよ。相手の近くに置いてもらえるもの、身につけるもの、食べるものなど、
ちょっとした物を3種類、少しずつでも相手にお返しすると、NGプレゼントのネガティブな要素を減じるだけではなく、その人との絆を、さらに強める効果を生みます。
たとえば、一緒にパスタなどを食べながら、ストラップやストールなどの長い物を返礼ということで贈ってみたりするといいです。
贈り物の選定に、以上の情報を役立ててくださいね。