「縁の下の力持ち」という言葉があります。「目立たないところで大切な役割を果たす」という意味です。
まさに、第5チャクラは「縁の下の力持ちチャクラ」。
目立たないチャクラですが、第5チャクラの働きで、他のチャクラがしっかり機能するという大切な部位です。
今回は、そんな第5チャクラにフォーカスしてみることにいたします。
第5チャクラの役割
一般的にチャクラは7つあると考えられ、下から順番に、第1、第2……と数えられます。第5チャクラの部位は喉です。
第5チャクラは、「脳(頭)」と「それ以外の体」のバランスをとる役割を持っていますよ。
脳と体の要求が食い違っていることが、よくあります。
たとえば、脳は過去のおいしかったという経験から、何かを食べたり飲んだりしたいと欲するものの、健康には良くないので、体としては食べてほしくない。あるいは、脳は「やめろ」と指令を出しているのに、体の方が暴走し、脳の指令を無視して、やってしまう……。こんな感じで、脳と体の欲求が一致しないことがあります。
そんなときは、第5チャクラが不調のときです。体には、たくさんのチャクラがありますが、どれかが突出しても、不具合が出てきます。集団競技のようなチームワークが大切なのです。
その調和を司るのが第5チャクラ。
ここは「ヴィシュッダ」とも呼ばれますが、意味は「純粋」です。
各チャクラの調和がとれたとき、エネルギー的な濁りがなくなり、純粋さが高まるという意味なのかもしれませんよ。
喉仏を意識しましょう
第5チャクラは、一般的には「コミュニケーション」「自己表現」を司る部位だといわれています。
第5チャクラに不調和があって、スピリチュアル的なエネルギーに濁りがあると、あなたの内から外に向かって、あるいは、あなたの外から内に向かっての情報のやり取りが正確にできません。曇りガラスを通すと物がクッキリ見えないのと似ています。
なので、第5チャクラを高めておくことが必要となるのです。
そのポイントは喉仏。
男性ほど目立っていませんが、女性にもあります。
ここに「聖なるもの」が宿っていると意識するだけで、第5チャクラは活性化していきますよ。
「地母神」や「お地蔵様」のような「大地に宿る聖なるエネルギー」を象徴するものを喉にイメージすると、一層、効果が高まります。たくさんのものを育てる「大地そのもの」のイメージを喉に置いてもOKです。
昔の人は、そのことを知っていたのかもしれませんよ。
だからこそ、喉の大事な部位に「仏」という字を当てたのでしょう。
パワーストーンも活用しましょう
第5チャクラを高めるパワーストーンは、ラピスラズリです。
ラピスラズリをネックレスにして、喉のところに置くとか、手持ちのラピスラズリを、時々、喉に当ててみるなどすると、第5チャクラを高められます。
ラピスラズリは、不調和な状況を改善させる即効力を持っています。「なんか頭と体の言っていることがチグハグ……。どうしたらいいの?」みたいなときは、ラピスラズリを活用してみましょう。
ラピスラズリは原石のもの、カットして磨いたもの、どちらも効能的には変わりません。
できるだけ青色の濃い、アフガニスタン産の物がおすすめですよ。
以上の情報を参考に、第5チャクラに親しんでみてくださいね。