3月の「誕生木」は、檜(ヒノキ)です。
でも、なぜ、ヒノキが3月の誕生木?
きっと、3月に、ヒノキに親しむと良いことがあるからなのでしょう。
今回は、そんなヒノキについて、スピリチュアルな観点も含め、いろいろお教えいたします。
ヒノキとは?
ヒノキの樹皮は赤褐色をしており、縦に裂けやすくなっています。この裂けやすさから、
古代には、火起こしの素材として活用されていました。ここから、「火の木」の名前が付けられたといわれています。
もうひとつのヒノキの特徴は、しなりがあるので折れにくく、何百年と長持ちする強い木であるということです。日本は地震が多いので、しなりのない硬い木を使うと、振動に耐えられずに倒壊してしまいます。適度に揺れて振動を逃すヒノキには、その心配がないのです。
鉄やコンクリートの方が、耐久性がありそうですが、実はヒノキほどの耐久性はありません。鉄やコンクリートの耐久性は100年程度といわれています。ヒノキの場合は、切ってから200年まで徐々に強度が上がり、ピークを過ぎると、徐々に強度が弱まり、1000年ぐらいすると、切った当時の強度に戻るのだそうです。また、ヒノキは腐食や虫害にも強いという特徴も持っていますよ。
今から1300年ほど前に建てられた、世界最古の木造建築の法隆寺には、ヒノキがふんだんに使われています。古代の人は、このように、末長く残したい建造物にヒノキを使いました。
ヒノキは、こうして神聖視され、尊いものの象徴であった「太陽」の名をつけ、「日の木」とも呼ばれるようになりました。
なぜ3月の誕生木に?
日本最古の歴史書とも言われる「日本書紀」には、「スギとクスノキは船に、ヒノキは宮殿に」と記されています。ヒノキが、宮殿のような「晴れやかな場」に優先的に使われたのは、ヒノキの放つ芳香が影響しています。
ヒノキの木材から独特な香りが漂っていますが、リラックス効果、抗菌・抗ウイルス効果、消臭効果、防虫効果など、ヒノキの香りには多くの効能があることが知られています。
雑菌は邪気を呼び込むといわれていますが、ヒノキで作られた抗菌空間は邪気を祓うので、晴れやかな「気」が充満してくるのです。
「晴れ舞台(人生の大きな節目や重要な場面)」を「ヒノキ舞台」と呼ぶことがあるのは、ヒノキが作る「晴れやかな雰囲気」にあやかろうという意味が込められていますよ。
3月は卒業や入学・入社など、人生の節目となる大切な「晴れ舞台」の時期。
この時期に、ヒノキがふさわしいということで、ヒノキが3月の誕生木に選定されました。
ヒノキに親しみましょう
昔から、「晴れの舞台(人生の節目)」に、ヒノキは有益なパワーを注いできました。このヒノキのパワーにあやかってみましょう。
それには香りを楽しむのが一番です。ヒノキの精油(エッセンシャルオイル)もありますが、やっぱり、天然木から放たれる自然な香りを楽しむのがベスト。
球形やサイコロ型に加工されたヒノキが使いやすいです。お手頃価格なので入手しやすさも魅力。身近なところに置いて、手軽にヒノキの香りを楽しむことができますよ。ポケットに入れて携帯し、ヒノキの加護を得ることもできますし、お風呂に入れると、入浴しながら、ヒノキの香りを楽しめます。
使っているうちに香りが弱まってきたら、サンドペーパーなどで表面を磨きましょう。香りが復活しますよ。
以上のことを参考に、3月生まれの人はもとより、他月生まれの人も、「晴れ舞台」の多い3月は、ヒノキのパワーにあやかってみてくださいね。